病んだ社会(3)
2017年07月12日(水)
フランク・ウォルトン先生の公開カウンセリングの案内を事務所のホームページに掲載したら、参加希望が殺到している。ほとんどが知らない名前なので、「ブーム」関係の人たちではないかと思っている。古くからアドラー心理学を学んでいる人で、参加を希望される方は、大急ぎで申し込んでください。会場が小さいのですぐに満席になりそうで、心配しています。
腰痛は秘術を尽くした結果、かなり軽快したが、立ち上がってしばらくは動作がぎこちない。使った技は、漢方薬「芍薬甘草湯」と「腰痛ベルト」と「オルゴン療法」と「腰痛体操」かな。オルゴン療法というのは寝ている間にアルミ箔を患部に貼るだけのことだが、霊験あらたかだ(と言われている)。これに「薬師如来真言」を付け加えると完璧なのだが、残念ながらルン(伝授)をいただいていないので使えない。西洋医学にはいっさい頼っていない。
「森友問題」とかいうものが終わったら、今度は「加計問題」とかいうもので、なんだか大騒ぎになっているようだ。要は安倍総理大臣を辞めさせたいらしい。それだったら、政策を批判すればいいのに、それについてはメディアは何も言わない。山田賢司衆議院議員が FaceBook に次のように書いておられた。
北朝鮮の核・ミサイル開発を止められないこと、拉致被害者を未だに取り戻せないこと、尖閣諸島周辺の領海侵犯を止められていないこと、排他的経済水域における違法測量や違法漁業を防げていないこと、日韓合意と今の現状、世界で繰り広げられる反日プロパガンダに対し対応が後手に回っていること、国内の暴力的な威力業務妨害活動を野放しにしていること。これらの点に対するご批判があれば、私もその通りだと思いますし、日頃から政府に対して追及していることであり、むしろメディアが叩いていただくことを歓迎します。しかし、何故かこれらの問題で政府の対応を厳しく批判するメディアはありません。あっても事実関係に少し触れるだけとか、全く触れないところもあります。またこれらの問題で政府を批判するデモもほとんどありません。これらのような事態こそ、わが国にとって深刻な問題であると思います。
現在のマスコミの動きは完全に《神経症的策動》であると思っているのだが、それは、もう一方に「不適切な行動に注目関心を与える」民衆がいるから維持されている。そもそも民衆は騒ぎがあれば集まる性質を持っている。ようするに「野次馬」だ。それも《所属》の一種だ。戦前もそうだったし、戦後すぐもそうだし、60年安保もそうだったし、70年安保もそうだったし、郵政民営化騒ぎもそうだったし、民主党政権もそうだった。今回もそういう点では同じパターンだ。子どもと同じで、騒ぎがあれば人々は集まってくる。集まってくれば、視聴率が上がるだの新聞雑誌の売上げが上がるだのいうことがあって、マスコミは調子にのって続ける。そのうち民衆は飽きてくるので、マスコミは次のトピックを探しにかかる。
「マスコミ」と書いているけれど、地上波テレビに関しては構造はいたって単純なんだそうで、各放送局の「ワイドショー」のほとんどすべてを「泉放送制作」というひとつの会社が企画しているんだそうだ。つまり、日本テレビ系の「Oha!4」「ZIP!」、TBS系の「あさチャン」「ビビット」「Nスタ」「ひるおび」「サンデーモーニング」、フジテレビ系の「直撃LIVEグッディ!」「ノンストップ!」「めざましテレビ」「とくダネ!」、テレビ朝日系の「モーニングショー」「スーパーJチャンネル」が、泉放送制作が企画したものだ。NHKや朝日新聞や毎日新聞や共同通信は、どうも某国共産党の意を承けているとしか思えないのだが、この泉放送制作なる会社も傾向は同じなので、裏に某国が動いているのかもしれない。つまり、情報に関しては某国が一元的に支配しているような気がしている。妄想かもしれないし、妄想であることを祈るのだが。
こういう状況に対抗する手段は、知られているかぎりではひとつしかない。アメリカのトランプ大統領は毒舌で対抗してマスコミに勝ったことはご存じの通りだ。ロシアのプーチン大統領はいきなり軍事行動を起こすというものすごい手を使って民衆を熱狂させてマスコミに勝っている。安倍総理大臣も、いきなり尖閣諸島に公務員を派遣するとか、北朝鮮の違法操業船舶を拿捕ないし撃沈するとか、日本中が上を下への大騒ぎになるような手を使って、すべての注目を自分に集める手がないことはない。あらかじめアメリカとロシアくらいに相談しておけば、この手はうまくいくかもしれない。医学的に言うと、ショック療法だな。
もうちょっと穏健な方法で、国民の目をマスコミでない方向へ向ける方法はないものか考えているが、あまりいい手が思いつかない。