☆ ヨランタ・スペシャル@神戸 ☆

松村美穂

お母さんへ

遅くなりましたが感想文ようやく書けました。

身振り手振りも交えて一生懸命伝えようとする方、それを応援する他の皆さん、一人一人の目を見つめて熱心に聞いてくれるヨランタを見ていると、言葉が伝わることってこんなに感動的なのだと感じました。そして、ほんとうは言いたいことがあるのに言わない、英語に自信がないからしゃべらない、なんて、もったいないと思えました。

courageとは、自分の外側に出て行けること。大事なことは、まず挑戦してみることであって、うまく行動するための技術は、挑戦してから必要になるのでしょう。あの場では私は伝えたいことが表現できなくて、もどかしく、ヨランタに伝えることができなかったのが心苦しかったので、これから英語を勉強しようと決めました。

どんな性格の特徴にも二面性があって、世界は複雑である。安易に判断することは、偏った見方をしていることになって、物事を正確にとらえにくくしてしまう。これは、人間関係においてだけではなくて、私の学んでいる学問に関しても同じだと思いました。

見えているものは全体のうちの表層でしかなく、その下にある実際を探っていくことが大切であり面白いのだと、ヨランタから聞けて感銘を受けました。私は、きちんとアドラー心理学を学んでいるわけではないけれど、物事の実際を探りたいという気持ちをヨランタと共有していることがわかり、アドラー心理学には自分の基にする学問にとってもためになることがたくさんあると感じました。

アドラー心理学がすべての人に対して開かれているのは、本当に素晴らしいことです。 外界から閉ざされており、袋小路に入ってしまっている多くの学問は、アドラー心理学のこのcourageを見習わなければならないと思います。

最後に、私を温かく受け入れてくださったメンバーの皆さん、勇気を与えてくださったヨランタ、私のたどたどしい英語にもいっぱい応えてくれたナラ、そしてこの貴重な機会を与えてくれた母に深く感謝します。 ありがとうございました。

みほ