野田俊作の補正項
             


敗戦処理(2)

2017年05月30日(火)


本日の読書
 『阿弥陀仏法要』の経典を改訂中なのだが、チベット語のフォントを Unicode に変えるために、1)もともとはチベット語ワープロA(TibetDoc)で書いたものを『一太郎』上にコピー&ペーストしたのだが、2)『一太郎』ファイル上のチベット語を1行コピーして、2)チベット語ワープロA上にペーストし戻してからそれをコピーし、3)別のチベット語ワープロB(KeymanWeb)にペーストしてからそれをコピーし、4)それを一太郎上にペーストし戻す。ただコピーしてペーストするだけなのだが、これでフォントが TibetDoc 特有のものから一般的な Unicode に変換されている。どうしてこうすると変換できるのかわからない。いろいろやっているうちに、偶然発見した方法だ。とにかく一日そればかりやっていて、すべてのチベット文を変換し終えた。明日から翻訳のチェックをする。勤勉だ。

 戦争に負けたら国外逃亡することにしているわけだが、実際に負けてから逃げ出すのでは間に合わないかも知れない。もしそれ以前に逃げ出すとすれば、いつがいいか考えていた。戦争に勝てる唯一の可能性は、5月17日に書いたように、憲法の効力を停止することができたときだ。そうすれば自衛隊は全能力を発揮できる。それで勝てないとしたら、それはもう日本国は滅びよと神がおっしゃっているとしか考えようがないからあきらめる。しかし憲法に縛られて自衛隊が能力を発揮できないで負けたのなら、日本の神々とご先祖さまに顔向けができない。

 憲法を停止するためには、通常の議会の手続きでは無理で、軍事クーデタが必要かもしれない。そうだとしたら、大昔に三島由起夫が言っていたのと同じことを言っている。頭が悪いので、彼がそう言って自決してから、50年近くも経ってようやく同じ結論に達したわけだ。当用憲法があるかぎり日本は負ける。だから、われわれの選択肢は、1)憲法を守って国を滅ぼすか、2)国を守って憲法を滅ぼすか、どちらかだ。

 北朝鮮なり中国なりが日本に攻めてきて、その日か翌日くらいに憲法が廃止されないなら、日本は負けるから、海外に出よう。私の願いは、政府中枢部にも同じように考える人がいて、クーデタに失敗した時点で皇族のどなたかを擁して国外脱出してくれることだ。天皇陛下ご自身はけっして亡命なさらないだろう。だから、別のどなたかをお連れして外国に出て、いつでも臨時亡命政府を作れるようにして情勢を見る。悲劇的な未来だが、あらゆる可能性を考えておいて、そのうえで「明日世界が滅びるとしても、今日私はリンゴの木を植える」しかない。

 わが家の前の河原に咲いているマツバギクだ。花そのものに関心があるわけではなくて、背景が明るくて対象が暗いときに、自動露出でどういう風に撮れるかの実験だが、きわめて優秀ではないかと思う。同じカメラが安売りで残り1点ア○ゾンに出ている。私が買ったときも残り1点と書いてあったから、いんちきだな。